菊川剣道スポーツ少年団 通常の稽古

2024/12/10

2024.12.8 菊川剣道スポーツ少年団「通常の稽古」を視察いたしました。

 菊川剣道スポーツ少年団は、剣道の指導を通して、技術だけでなく心身ともに

たくましい青少年の育成を図ることを目的として活動されておられます。

その通常の稽古を当財団の山本優評議員が視察いたしました。

(以下、山本評議員の視察報告書より抜粋しております。)

 

 同スポーツ少年団は、小規模のスポーツ少年団であり、参加者の経験年数も幅広く、

個別の練習が行われていました。

毎回、練習の初めにミーティングがあり、指導者から精神的なアド バイスがなされています。

この日は、「夏は技を鍛える。冬は心を鍛える」という言葉が中心でした。

冬は剣道の練習は厳しく、けがも多いことから、特に練習の最初の時間を大切にしているとの

ことでした。

  練習は小学生の多くが初心者であることから、基本的なことの繰り返しでしたが、参加者が

厭きたり、ふざけたりすることのないよう、適宜休憩があり、集中できていました。

視察当日は、指導者が一人であったため、限られた練習内容でした。

そのた め見学の保護者に日ごろの練習内容や感想を聞きました。 

「年間10回以上の大会に出場させてもらい、ありがたい。」「お楽しみ会や鏡開きなど多くの行事が

あり、学校や学年を越えた子どもの交流もあり、中学生がよく面倒を見てくれる。」「校区を越えた

保護者のつながりができた。」「丁寧に指導してもらい、指導者には大変感謝している。」等、家族的

な雰囲気を感じました。

 課題は少子化に伴う団員の減少だが、少人数であることの良さ(一人一人が主役になれ、校区や年齢

を越えたつながりが生まれる)を大切にされるよう伝えました。

※先日KRYの取材を受け、ニュース映像がYouTubeにアップされています。