紙人形劇団ネリノによる 第11回サマージョイント公演

2019/08/26

紙人形劇団ネリノによる「第11回サマージョイント公演」が開催されました。

 8月24日に「紙人形劇団ネリノ」と山口金管アンサンブルによる

「第11回サマージョイント公演」が開催されました。

同会は、紙人形を制作し、紙人形をとおして絵本の心を子どもから大人

までたくさんの人に伝えていくことを目的とした活動をしておられます。

観る人のこころに響くような公演(無料)を目指すと共に多世代が一緒に

紙人形に親し観る人のこころに響くような公演(無料)を目指すと共に

多世代が一緒に紙人形に親しんでもらえるよう、常に工夫を凝らしておら

れるとのことでした。

 当日は親子連れだけでなく、「ねりののファンです。」と言われた

高齢の方も多数来場されておられました。

 公演の内容は、

   第1部 紙人形劇 「まっくろネリノ」

   第2部 金管演奏

   第3部 紙人形劇と金管演奏のコラボレーション 「ともだちのたまご」

でした。

 山口金管アンサンブルとの公演は、平成21年より開催して今年で11回

目の公演となります。

演奏曲は「ちびまる子ちゃん」、「ドラえもん」、「名探偵コナン」など

親しみがもてる曲ばかりでしたので、子ども達は一緒に歌ったり、大人は

手拍子をしたりしてとても楽しい時間を過ごせました。

 紙人形劇の演目は何れも子ども向けでしたが、劇団名にもある「まっくろネリノ」は

オーストリアの絵本で、きれいな色を持った両親と4人の兄に対し一人だけ真っ黒に

生まれたネリノが悩み、そして自分の価値を見つけていく話しです。

昭和48年の作品だそうですが、現代の子ども達にもにも大切なことを教えてくれる

テーマであり、良い選択だと思いました。

 公演の後には、実際に紙人形に触れたり、動かしたりする「ふれあいタイム」

を設けて交流を図っており、子どもはもちろん、中には大人も動かしてみながら、

「思ってたより重たい。」などと感想を述べていました。

 今年度は後2回、11月9日と30日に公演が予定されているとのことです。

会長の谷本さんは、「これからも、ひとのこころに残るように頑張ります。」と

話されておられました。