牟礼青少年育成連絡協議会 「牟礼子ども元気塾」体験活動
2014/01/13
牟礼青少年育成連絡協議会の「牟礼子ども元気塾」の今年度第7回事業を視察しました。
牟礼青少年育成連絡協議会による「牟礼子ども元気塾」の事業、
「どんど焼きと桜島大根で豚汁を作ろう」が 防府市牟礼にある
春日神社で開催されました。
最初に どんど焼きの下準備のお手伝いをしました。
前日に地区の皆さんが、長い竹や木で作られた櫓に、子ども達が、
松飾、しめ縄などから、金属、プラスチック、みかんなど燃えない物
を外して櫓に積み上げていきます。
「結構大変・・・。」と言いながら、子ども達は、もくもくと作業を
進めていました。
実際、ペンチで針金を外す作業は手間がかかります。
地区の年中行事のため、地元の方々がたくさん参加され、神事が
厳かに行われました。
神事の後、今年の代表者の 伊藤聖矢君(小学3年生)が火入を
行い、高く燃え盛る炎を囲み今年一年の健康と五穀豊穣をお祈りしま
した。
「今年は、天気が良いうえに風もないから、炎が真っ直ぐあがって
よう燃えて良かった。」と地元の方々も、静かに見守っておられました。
次に、神社から少し歩いたところにある畑へみんなで移動しました。
昨年、初めて植えた桜島大根を収穫して、豚汁を作ります。
みんなで大根を引きました。
「重たい~。」と言いながらも、交代で大根を運びます。
収穫した大根に付いている土を、手で除いてから、水で洗います。
見るからに冷たそうですが、丁寧に洗って豚汁へ入れました。
他の子ども達は、団扇で扇ぎ、熾火でお餅を焼く準備をしていました。
どんど焼きの火にあたったり、焼いたお餅などを食べると、一年間
健康に過ごせると言われています。
参加された地元の方々もお餅やするめなどを持ち寄って、皆さんに
ふるまっておられました。
きなこ餅にしたり、醤油餅にして食べたり、ぜんざいなどにも入れて、
子ども達は、おなか一杯にになるまでおいしくいただきました。
協議会のマスコット犬、あきちゃんも お裾分けしてもらってい
ました。
最後に、桜島大根を使った豚汁をみんなで食べました。
子ども達が、地域の方々と触れ合えた楽しい一日となり、良い体験と
なったようでした。