牟礼子ども元気塾 第2回親子ものづくり教室
2022/10/24
牟礼子ども元気塾による「第2回 親子ものづくり教室」を視察いたしました。
同会は、防府市牟礼地区を中心に令和3年7月に再結成された団体です。
コロナウイルスの流行により、子ども達が直接交流できる機会が難しくなっている中で
自然体験や歴史・文化を楽しく学べる機会を提供し、青少年の健全育成とふるさとへの
愛着心を深めることを活動目的としておられます。
スタッフのうちの中学生と高校生は元の牟礼子ども元気塾に参加していた子ども達で、
当日は会場への案内、受付、材料を配ったり、写真を撮るなどの活動を頑張っていました。
今日の活動の内容は、さつま芋の収穫と小刀の作成(1回目)、夕食・夕べの会の3部で
子ども達が飽きないように工夫されていました。
さつま芋は、5月に植え付けをする予定がコロナウイルスの流行で活動を見合わせていたた
め、中学生スタッフが植え付けをしたそうです。
子ども達はさつま芋を夢中になって掘っていて、芋の大きさに一喜一憂していました。
掘った後は、「収穫後は畑をならし、マルチシートを引き、次の苗付けが直ぐにできる状態に
整えるまでが農業です。」とのスタッフの言葉に従って最後まで作業をしました。
その後は江泊会館へ移動し、小刀づくりの1回目の作業に取り掛かりました。
荒研ぎした刃を2枚の板で挟み木工ボンドで貼り付け、糸を巻きつけたところで、本日の
作業は終了、次回に仕上げをするそうです。
参加した子ども達に感想を尋ねたところ、「楽しい。」「面白かった。」という声が多く、
大人は、「普段できないような活動を親子で体験出来て良かった。」、「さつま芋の後片付
けまでやることに意義があった。」、「次回も参加します。」と述べていました。