宮野なかよしクラブ(こども食堂) 昆虫教室

2024/11/22

2024.11.16 宮野なかよしクラブ(こども食堂)「昆虫教室」を視察いたしました。

( ↑ 博物館の先生は、スライドや標本を使って説明しくださいました。)

 

 

 10月26日に「宮野なかよしクラブ(こども食堂)」の「さつまいもの

収穫体験」を視察させていただきましたが、今回は「昆虫教室」に当財

団の首藤裕司評議員がお邪魔させていただきました。

(以下首藤評議員の視察報告書より抜粋しております。)

 

( ↑ チョウ、カブトムシ、カマキリ・・・さなぎになる?ならない?)

 

 山口県立博物館から講師をお招きして、「昆虫教室」を開催し、標本や

パネル、実体顕微鏡を活用して、昆虫の体が頭、胸、腹からなり、完全

変態昆虫、不完全変態昆虫の2種類に分けられることを学習しました。

講師が、低学年用の学習プリントを準備されており、とても分かりやすい

講義でした。

( ↑ 「この頭はどの昆虫かな?」プリントに書いた答えは正解でしたか。

 みんな真剣です。)

 

 小学校低学年の子供たちに、昆虫の特徴を考えさせ、子供たちの素朴な

質問にも上手に対応されていました。

スライド写真よりも実物に触れることの大切さは、理科教育ではよく語ら

れることですが、博物館の標本やパネルを使うことで、昆虫に詳しい子だ

けでなく、そうでない子にも興味を持たせる講義をされていたのが、とて

も印象的でした。

後半は学童保育の未就学児も加わり、15人ほどがにぎやかに昆虫標本など

に触れていました。

( ↑ 「虫はどこに隠れている?」博物館の標本で、ぎたい(擬態)に

ついても学びました。)

 

 11時半から、ボランティアの方々が準備された豚汁を、子供たちや

講師の先生とともに私もいただきました。

子供たちが10月の体験教室で収穫したサツマイモが入ったもので、

とてもおいしかったです。

皆さんが気を配って活動をしている様子が良く分かりました。

子ども食堂、学習支援だけでなく、このような新たな体験をさせることは

大変意義深いものだと感じました。