長門空手道スポーツ少年団 空手道及び杖道による青少年の健全育成
2015/08/08
長門空手道スポーツ少年団による「日独同時交流空手道・杖道体験教室」を視察しました。
8月8日、「第42回日独スポーツ少年団同時交流 空手道・杖道体験教室」が
長門市の養心塾・山下道場にて開催されました。
この事業は日独両国のスポーツ少年団のリーダーが互いに相手国を訪問し、グ
ループに分かれて各地でホームステイをしながら、スポーツ交流や視察研修等の
プログラムを行う交流事業であり、1974年より毎年開催され、今回で42回
目を迎えられたそうです。
山下道場の道場訓、日々の稽古で技を磨くだけでなく“心”も鍛られています。
体験教室は、「武道は礼に始まり礼に終わる。」と山下先生よりご指導があり、大き
な声での挨拶から始まりました。
双方の参加者が自己紹介をしてから、準備体操をしました。
基本技について山下先生が、型の意味と動きを説明し、それを団員が実演しま
した。
団体形や基本組手などの演武の披露もありました。
杖道形の演武。
言葉は通じていませんが、身振り手振りでまねをしていました。
最初はこわごわとやっていたドイツ団員でしたが、段々積極的になり、板を正拳や
回し蹴りで割る技では希望者が多く、板が足りなくなるのではというほどでした。
見事に割れています。
突く形も決まってきました。
最後に全員で記念写真を撮り、ドイツ団員より長門の団員へ記念品がわたされま
した。
長門の団員達はとても喜んで、いただいたスカーフを早速首に巻いたりしました。
うだるような暑い日でしたが、あっという間の2時間でした。
事前よりご準備された先生方は、大変だったと思いますが、今日の体験が日独双方
の団員にとって良い体験となったことでしょう。
山下先生の熱心なご指導の元、団員の皆さんには益々稽古に励んでいただきたい
と思いました。