北中山子ども神楽 やましろ体験イベント・神楽公演

2024/08/22

2024.8.18 北中山子ども神楽「やましろ体験イベント・神楽公演」を視察いたしました。

 

( ↓ イベントの参加者)

 北中山子ども神楽は、地域に古くから伝えられてきた伝統芸能「山代白羽神楽」に触れる

ことで、伝承者を育成するとともに、子どもたちが地域との交流を図ることを目的に活動して

おられます。

毎週金曜日の20時から22時に、北中山交流館で練習しており、その成果を、地元や各地の

イベントへの出演や、福祉施設訪問などで幅広く披露しています。

 

( ↓ 公演前に、演目の説明が英語でありました)

 当日は、生見八幡宮で開催された「やましろ体験イベント・神楽公演」を視察させていただ

くために、当財団の須山理事長が訪問させていただきました。

 須山理事長の報告書によりますと

 今回のイベントは、やましろ商工会の企画で、岩国基地から25名程度、家族連れで参加

されており、日本の伝統文化を楽しまれていました。 

 

( ↓ 大夫と大鬼の一騎打ち)

 

 生見八幡宮の本殿で奉納された神楽演目は、「三鬼」で、大夫が心の闇に隠れた欲望(鬼)

と戦い、最後に打ち勝つというストーリーでした。

鬼は11人が演じていましたが、一番小さい鬼は3歳で、高校生が上手くフォローし、上手に

演じていました。

また、鬼たちは観客のすぐ傍まで行って舞うので、観客も驚いたり喜んだりと、大変盛り上が

りました。

神楽を終えて、全員で挨拶お面をとると、汗びっしょりでした。

 

( ↓ 3歳から高校生までの団員が、一体となって、神楽を舞っていました)

 日頃の練習でも、高学年が低学年に舞の指導を行うことで団体の底上げを図り、将来の

指導者、保存会伝承者としての力を身につけることを期待されています。

(須山理事長の視察報告書より抜粋いたしました。)