ねりの紙人形劇団ネリノ による「第13回 サマージョイント公演,2023 ~子どもたち・若者たちにおくる、おはなしと音楽~」
2023/08/29
2023.8.27紙人形劇団ネリノによる「サマージョイント公演」を視2023.8.2
「紙人形劇団ネリノ」さんと「オリジナルフォークバンド ミスティ」さんに
よるジョイント公演が開催され、当財団の須山理事が視察に伺いました。
同劇団は、絵本の心を紙人形に託して、子どもや若者たちに伝えたいとの思いから、
2008年に発足された劇団です。
(↓ 第1部 音楽演奏 オリジナルフォークバンド ミスティの歌と演奏)
当初から音楽グループとのコラボで定期公演を行っておられましたが、コロナ禍
で2年間休止、昨年から再開し、今回は第13回目の講演となります。
また、訪問公演として、児童養護施設、図書館、小学校などでも活動をされています。
(↓ 第2部 大型紙人形劇『ぼくのおじさん』
オリジナルフォークバンド ミスティが音楽を担当)
公演は、2部構成で、第1部は音楽グループ「オリジナルフォークバンド
ミスティ」の音楽演奏がありました。
同音楽グループは、宇部の音楽好きな仲間が片倉温泉をベースに活動している
とのことで、当日もオリジナル曲やフォークソングの歌と演奏でありましたが、
子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめるよう考えられていたと思います。
第2部の大型紙人形劇「ぼくのおじさん」は、小象とそのおじさんのお話で、
動きや表情のある同劇団手作りの大型紙人形や背景画、小道具を軽妙に操り、
小さい子どもでもわかりやすいように演じられていました。
当日は、親子だけではなく、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に来場する
姿が見受けられました。
(↓ 最後に全員が挨拶 劇団員9名で、等身大の紙人形を操作)
同劇団のチラシには仲間募集のお知らせが記載されていましたが、一般的に
活動団体は「後継者不足」と「資金不足」が課題となっているそうです。
当財団の助成事業は、こうした活動団体の支援に繋がることを改めて感じました。
(須山理事視察報告書より抜粋いたしました。)